【保存版】犬からうつる病気って何!?その症状は?予防方法はこれだ‼

ペット

犬から人にうつる病気って何があるのでしょう。

愛犬家の私…
プリンス🐶との過剰なスキンシップが大好き(笑)
危険な病気うつってるかも!?

そこで今回は犬から人にうつる病気について調べてみました。

犬からうつる病気って何!?

人間⇔動物
この両方に感染する病気の事を人獣共通感染症(動物由来感染症とも)と言います。
最近では新型コロナウイルスなんかもこの人獣共通感染症です。

実は犬からうつる病気って危険なものからあまり心配のないものまで意外と沢山あるんです。

犬から人にうつる病気はこれだ‼

狂犬病

人獣共通感染症の中で最も有名な狂犬病。
人に感染し発症してしまうと致死率はほぼ100%と言われています。

狂犬病ウイルスを持つ犬に噛まれた場合、主な症状は
「発熱」「頭痛」「倦怠感」
などから始まり、進行すると
「錯乱状態」「幻覚症状」
を引き起こします。
最悪の場合呼吸停止や多臓器不全で死に至ります。

現在予防接種の義務化が進んでいる日本では1975年以降狂犬病の報告はありません。
ですが、海外ではいまだ死亡例が沢山あるのです。

日本の場合ほとんどの飼い主はきちんと予防接種しているので問題はありません。

ですが、予防接種をしていない飼い犬や野良犬(野犬)などもいます。
そんな犬に噛まれてしまえば感染する可能性がゼロとは言えないのです。

予防方法
飼い犬には必ず予防接種をしましょう。

野良犬(野犬)などには近づかないようにしましょう。
万が一噛まれてしまったら迷わず病院へ行きましょう。

サルモネラ症(細菌性食中毒)

サルモネラ症は細菌性の食中毒菌として有名ですよね。
感染すると重度の胃腸炎を引き起こします。

主な症状は
「発熱」「下痢」「嘔吐」「血便」「頭痛」など。

まず、サルモネラ菌に汚染された「糞」「食べ物」「飲み物」を犬が口にすることで感染。
人への感染も口から入れてしまうルートが最も多いのです。

犬の糞を始末する際に糞に触ってしまいその手で飲食してしまったり
感染した犬に舐められた手で食べ物を食べてしまう事が主な原因。

小さな子供や高齢者、他にも免疫能力が低下している時は菌が血液中に侵入して全身に広がる「菌血症(きんけつしょう)」を引き起こして腸管外の臓器にまで影響し重症化するケースも。

サルモネラ菌は犬の消化器官など色々な所に生息していて主に糞から排出されます。
特に子犬や老犬などに多いとも言われいるので注意が必要です。

予防方法

衛生的な環境で飼育する事
糞を触ってしまったら手を洗い消毒する事!
これを徹底しましょう。

引用:Wikipedia

カンピロバクター感染症

カンピロバクター症も細菌感染が原因の食中毒です。
汚染された食べ物を口から入れる(食べる)事で感染します。

犬から人へ
人から犬へ
どちらからでも感染します。

主な症状は
「発熱」「下痢」「嘔吐」「血便」など。
小さな子供や高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。

予防方法

衛生的な環境で飼育する事
犬と触れ合ったら手を洗い消毒する事!
これを徹底しましょう。

エルシニア感染症

エルシニア感染症の菌は健康な犬や猫の糞の中に居る常在菌。
人への感染は菌を口から入れてしまうルートが最も多いのです。

エルシニア菌を持つ犬と過剰なスキンシップで感染。
食中毒として発症する事が多いようです。

主な症状は「強烈な腹痛」「下痢」「嘔吐」「発熱」。
大人の場合は軽度で済みますが、小さな子供が感染すると激しい「下痢」「発熱」「皮疹(発疹)」を伴う事も。

予防方法

衛生的な環境で飼育する事

過剰なスキンシップ、特にキスなどはやめましょう。
犬と触れ合ったら手を洗い消毒する事!
これを徹底しましょう。

引用:Wikipedia

犬レプトスピラ

犬レプトスピラは野生のネズミなどの尿が感染源の病気です。
レプトスピラに汚染された水を介して犬に感染します。

人への感染は菌を口から入れてしまうルートが最も多いのです。

犬から人に感染した場合、風邪のような症状なので気が付かない人も多いのですが危険なケースもあるのです。

主な症状は「発熱」「咳」「黄疸」「筋肉痛」など。
但し妊婦さんが感染すると「流産」の可能性が高くなります。

それに犬にとっては致命的な感染症。
多臓器不全で死んでしまうケースもあるのです。

レプトスピラは水中や湿った場所なら数カ月生きられる細菌。
川や池などの水辺で感染してしまうケースが多いのです。

予防方法

犬の予防接種で防げます。

他にも大雨や洪水のあとは汚泥の中に菌が含まれていることがあるのでワンちゃんを散歩させる時は泥水をなめたり、泥の上を歩かないようにしましょう。

感染した犬が回復傾向にあっても、しばらくは尿から細菌が排出され続けます。
尿を触ってしまったら手を洗い消毒する事!
これを徹底しましょう。

ジアルジア感染

ジアルジア症は「ランブル鞭毛虫」とも呼ばれ哺乳類の消化管で増殖する寄生虫です。
病原性を持つ寄生虫が犬などの動物に寄生する原虫感染による感染症。

人への感染は菌を口から入れてしまうルートが最も多いのです。
主な症状は「下痢」

特に多頭飼いなどでトイレが不衛生だったり、飲み水を清潔に保たないと汚染が拡大します。

とても感染力が高く、免疫力の弱い子犬や老犬が下痢を繰り返し、最悪のケースでは重症化して亡くなることもあるのです。

 

予防方法

ジアルジア症はどこで感染するか分かりません。

お散歩の際他の犬の糞尿に近づけない事が大切です。

糞や尿を触ってしまったら手を洗い消毒する事!

飼育環境を清潔にする事!
これを徹底しましょう。

引用:Wikipedia

パスツレラ症

パスツレラ症とは、犬の口の中の常在菌「パスツレラ菌」によって引き起こされる病気。
その犬に噛まれることで感染します。

しかも犬は感染していても無症状。
見分けることはほとんど出来ないと言われているのです。

噛まれた人は「喘息」などの呼吸器官に関わる症状が発生します。
重症化すると肺炎になってしまう事も。
又、噛まれた箇所が腫れあがり炎症を起こしてしまうケースもあるので注意が必要です。

予防方法

常在菌なので過剰なスキンシップ、特にキスなどはやめましょう。
野良犬(野犬)などには近づかないようにしましょう。
万が一噛まれてしまったら迷わず病院へ行きましょう。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

日本国内では2012年に初めて感染確認されたSFTS(重症熱性血小板減少症候群)。

SFTSはお散歩時に河原や草むらなどでウイルスをもつマダニに噛まれて感染します。

実例としては感染した犬に噛まれてしまう。
他にも犬がマダニに噛まれたので助けようとマダニを取り除く時に人がマダニに噛まれてしまう。
など、人に感染した例が報告されているのです。

感染してしまった場合
「発熱」「白血球・血小板の減少」「肝酵素の上昇」
などが起こります。

予防方法
マダニは家の中にはいません。

なるべく草むら等には近づかない。
マダニに咬まれないよう対策をするのが良いでしょう。

ブルセラ症

ブルセラ症は犬の性病で本来人には感染しないとされてきました。
ですが、過去に2件人に感染したケースが報告されているのです。

感染した犬の体液や排泄物、母乳や胎盤を口にすることで感染します。
犬の体液や排泄物を口にすることなどありえないので感染は極まれなのです。

感染ルートとしは犬のお産を手伝ったりして犬の体液に触れた時。
汚染された手で飲食をしてしまい感染した事例が発表されています。

ブルセラ症は人に感染すると
「発熱」「頭痛」「体重減少」「流産」「不妊症の原因」
になることがあります。
免疫を低下させるのギラン・バレー症候群を引き起こすことも。

飼い主さんが妊娠した場合はブルセラ症の抗体検査をしておく事が大切です。

犬同士の感染症。
決して珍しい病気ではないのですが、人にうつると厄介な病気なんです。

予防方法

愛犬のお産は素手で手伝わない。

触ってしまったら手洗い消毒を徹底しましょう。

引用:メディカルノート

Q熱

Q熱も犬の体液や糞尿に含まれる細菌が傷口や粘膜から感染する病気。
感染ルートは体液を触ってしまった時、先ほどのように犬のお産を手伝ったりした時でしょう。
汚染された手で飲食をしてしまい感染するケースが多いです。
犬が感染してもほとんどが無症状。
人が感染すると
「発熱」「関節痛」
などインフルエンザに似た症状が起こります。

予防方法

愛犬のお産は素手で手伝わない。

触ってしまったら手洗い消毒を徹底しましょう。

回虫症(トキソカラ症)

回虫(トキソカラ症)は寄生虫の感染です。
犬がお尻についた回虫の卵をなめて、その口で人とスキンシップを取ることで感染します。

実は犬が回虫症に感染してもほとんど症状が出ないのです。
ですが、人に感染した場合には
「発熱」「喘息」「倦怠感」「視力障害」
などが起こります。

重症化すると菌が肺や脳に達して、咳が止まらなくなったりてんかんの発作を起こすことも。
視力障害が現れたら迷わず眼科を受診しましょう。

予防方法

感染した犬を触りその手で飲食するのはやめましょう。

過剰なスキンシップ、特にキスなどはやめましょう。

毛包虫(ニキビダニ)

毛包虫は哺乳類に寄生する常在寄生虫です。
人間で言うならば「ニキビ」と同じ症状です。

これも犬とのスキンシップなどで感染します。

常在寄生虫なので「毛穴」があれば当然私達にも居ますし、通常の量ならば問題無いのですが…。

生後間もない子犬や老犬など皮膚のバリア機能が弱い場合、この菌が異常に増殖して炎症性疾患を起こしてしまうのです。

予防方法

常在寄生虫なので過剰なスキンシップで感染します。
犬と触れ合ったら手を洗い消毒する事!
これを徹底しましょう。

白癬(水虫)

白癬(水虫)は白癬菌というカビが皮膚に感染して起こる皮膚病の一種。

白癬患部を接触させることで人にも感染します。

犬も人間同様、皮膚がジュクジュクになりかゆみが出ます。
他にも脱毛する事もあるので注意してあげましょう。

予防方法

感染した犬の患部は触らない。

一緒に寝るなど過剰なスキンシップはしない。

皮膚糸状菌症

皮膚糸状菌はカビの一種。

犬の皮膚・毛・爪などを養分として繁殖するカビに感染して発症する病気です。

過剰なスキンシップで人に感染。
するとリングワームと呼ばれる赤い円状の炎症が現れます。

子犬や老犬
基礎疾患があるなど免疫力が弱っている犬が感染しやすくなります。

犬が感染すると頭部や足まわりに赤みが出ます。
フケ・カサブタ・脱毛などの症状が出ることもあります。

予防方法

犬に脱毛やフケなど無いか健康チェックをする。

引っ掻かれた場所から感染することもあるので爪のお手入れをしっかりする。

過剰なスキンシップ、特にキスなどはやめましょう。

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犬からうつる病気の感染ルートは?

犬などの動物から人に感染する病気の事を「動物由来感染症」と言います。

くしゃみや咳など、空気中に飛び散る飛沫からの感染はほとんどありません。
やはり過剰なスキンシップなどで直接触れ合うと感染するケースがほとんどなのです。

引用:厚生労働省

経口感染

ウイルスや菌など病気の原因となる病原体を、口から摂取することで感染する。

接触感染

体の一部に病原体が触れることで感染する。
寄生虫や真菌の感染などもこのルートからがほとんどです。

傷口や粘膜からの感染

傷口(噛みあと)や引っ掻き傷、粘膜から病原体が入り込んで感染する。

【保存版】犬からうつる病気って何!?その症状は?予防方法はこれだ‼のまとめ

人獣共通感染症は犬の排泄物(糞尿)や過剰なスキンシップなどが感染ルートでした。

それを考えるとちょっとゾッとするほど過剰なスキンシップしてました💦
特に糞や尿には気を付けなければいけない事も分かりました。

一昔前は「犬は屋外で飼う」が主流でした。
でも現在は人間同様屋内で飼われている事がほとんどでしょう。
なので犬から人への感染も拡大してきたのかもしれません。

我が家のプリンスは家の中ではトイレをしません。
絶対屋外でないとしないのです。
でも安心出来ません!

草むらで踏ん張っている時など、汚染された水やダニなんかにも気を付けなければいけない事を学習しました。


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