タンポン使用は何時間までOK!?タンポンで死亡!?入れたままの危険性とは!?

暮らしの知恵

「タンポン」
女性ならば一度は使った経験があるのではないでしょうか?

とにかく快適‼
便利だし海やプール、運動時、旅行などでは大活躍ですよね。

でも、タンポン使用が原因の死亡例があることをご存じですか?

今回はタンポン使用は何時間が適切なのか。
入れっぱなしだとどんな事が起こるのか。
徹底的に調べてみました。

タンポン使用は何時間までOK!?

タンポンの使用時間は【4~8時間】が適切。
夜間使用の場合などは若干時間がオーバーしてしまうケースありますよね?
そのくらいはOKなんです。

長時間使用もダメですが、連続使用に大きな問題があるのです。
実はタンポンの連続使用が一番危ない使い方なんです‼

タンポンを使用したら次はナプキンを使う。
交互に使うのが正しい使い方。
そう考えると、連続使用している人って意外と多いのではないでしょうか…。

タンポンを入れたままだとトキシックショック症候群(TSS)になるかも!?

長時間入れっぱなしや連続使用が原因でトキシックショック症候群を引き起こしてしまうケースがあります。
細菌性の毒素が原因の疾患で、あまり知られていないのが現状です。

長時間使用や連続使用が原因で腟内側で菌が増殖。
黄色ブドウ球菌が作り出す毒素が原因で高熱やめまいなどを発症してしまうのです。

思い当たる事ありませんか?
生理痛とは違うめまいや吐き気。
それ、危険信号なのですよ。

タンポンを挿入すると膣内により多くの酸素が流入するの。
それが細菌が増殖する原因。

乾燥した膣に挿入すると小さな裂傷ができることがあります。
膣壁の裂傷も感染源の体内侵入の原因なのよ。

トキシックショック症候群はタンポンの長時間使用もいけないけど連続で使用することが最大の原因だと覚えておいてね。

引用:Wikipedia

トキシックショック症候群(TSS)とは!?

トキシックショック症候群(TSS)は細菌が出す毒素が引き金で起こる細菌性中毒。
短時間で全身に毒素がまわります。

バクテリアの黄色ブドウ球菌によって起こる敗血症(臓器障害までおこす)の一種。
生理中の女性に起こるケースが圧倒的に多いとも言われています。

黄色ブドウ球菌は通常害はありません。
【3人に1人】位の割合で「皮膚・鼻の穴・脇の下・足の付け根・腟」に生息している細菌なのです。

ごくまれにですが、バクテリアの一部がトキシックショック症候群(TSS)を引き起こす毒素を作り出してしまう事があるのです。
毒素が急激なスピードで全身にまわってしまうのです。

トキシックショック症候群(TSS)の症状は重症のインフルエンザに似ているとも言われています。
タンポン使用中にこのような症状が出たら使用をやめてすぐに病院へ行きましょう。

  • 急な発熱
  • 吐き気
  • 日焼けのような発疹
  • 失神やそれに似た症状
  • 筋肉痛
  • めまい
  • 意識の混濁
  • 下痢

敗血症は感染症にかかることをきっかけにして、心臓・肺・腎臓などさまざまな臓器を急激に機能不全にしてしまうの。

重症化した場合、敗血症性ショックを起こして死亡してしまう事もあるのよ。

タンポンで足を切断!?死亡例も‼

タンポンの使用方法を間違えると最悪の場合死亡するケースもあるのです。

タンポン使用は何時間までOK!?タンポンで死亡!?入れたままの危険性は!?のまとめ

トキシックショック症候群(TSS)はタンポンの間違った使い方が原因で起こります。

タンポン以外にも「経血カップ・ペッサリー・避妊用スポンジ・子宮内避妊器具(IUD)」
も正しい使い方をしなければトキシックショック症候群(TSS)を引き起こす原因になるのです。

現状、発症原因の明確な特定は非常に困難です。

感染が生理中のタンポン使用に関連していた場合は、生理開始から【3~5日以内】に症状が現れるのが一般的。

発症した場合39度以上の高熱などインフルエンザに似た症状が出ます。
悪寒、吐き気や嘔吐、下痢、頭痛、筋肉痛、咽頭痛、嚥下困難
このような症状が現れるケースも。

急激に容体が変化する危険性もあります‼
症状に気が付いたら迷わず病院へ行きましょうね。

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