チワワの交配はエグいって何!?
エグいには様々な意味があります。
「きつい」
「厳しい」
「気色悪い」
最近の若者なら
「やばい」
「半端ない」
といった所でしょうか…。
「エグい」
チワワの交配がエグいってどういうことなのでしょうか?
今回はチワワの交配について調べてみました。
チワワの交配がエグい理由「妊娠出産は危険がいっぱい」
チワワの交配、出産には危険が沢山あるのです。
チワワは他の犬種に比べて「出産リスク」が高いと言われている犬種なのです。
正常分娩が難しく帝王切開による出産がとても多い犬種。
犬は安産なんて言われていますよね。
チワワは世界的に認められている「犬の中でも最も小さな犬種」。
人間が品種改良を繰り返して小さくしてしまったので自然分娩がとても困難。
難産がとても多い犬種なのです。
特に極小メスの場合出産のリスクがものすごく高いのです。
最悪の場合「帝王切開」「母体の危機」「死産」などもありえます。
チワワ同士なら平気でしょ。
そんなことはなくオス♂メス♀の個体の大きさが重要で、メス♀の方が大きくなければ出産は命がけなんです。
当初は我が家のチワワにも子犬を‼
と希望しました。
ですが、我が家は体重5㎏のデカチワワ♂( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
お相手♀が見つからないのが現状なのです。
「子犬が欲しいから」と気軽に交配してはいけない犬種なのです。
チワワの交配がエグい理由「体の大きさ」
オス♂とメス♀
先ほど話したように体の大きさのバランスがとても大切なんです。
サイズが合わないのはかなりエグい事なんですよ‼
大型の犬種ならば多少の違いもありです。
ですが、チワワについては体の大きさ、ほんの【1㌔程の差】が命取りとなる事もあるのです。
最適なサイズは「メスよりオスが小さい」「メスとオスがほぼ同じ」とされています。
「赤ちゃんが欲しい」
分かります。
でも、チワワは素人が簡単に交配出来る犬種ではないのです。
「サイズの合わないチワワの交配」って大丈夫?
サイズの違い。
特にメス♀よりオス♂が大きなケースではエグい事が起きそうです。
実際にサイズが違いすぎる交配をしてしまうケースも多いようですね。
知恵袋にはこんな質問が沢山寄せられています。
家にいる【1.6㌔】のメスのチワワが二日ほど預かってたオスの【4㌔】のチワワと交配してしまったようなのです。
今後の経過が怖いのでどういう風に経過を見ていればいいですか?
【1.6㌔】のメスと【4㌔】のオスだと体格が違いすぎます。
メスはオスより大きいか同じくらいが理想だと思います。
父親が大きいと必然的に大きな子供が生まれますから、メスが死んでしまう可能性があるわけです。
もし妊娠していたならつきっきりで様子を見てくださいね。
出産については自然分娩は難しいでしょう。
帝王切開になります。
子犬を望まないのなら…。
獣医にてホルモン注射の接種で着床を防ぐ事は可能です。
接種のタイミングについては獣医によって違いますので受診をおすすめします。
獣医のよっては「交配後なるべく早急に」や「交配後3日くらい間を空けて」など様々なのです。
犬が交配してしまったかもしれません…
うちの犬は体が小さく【2㌔弱】です。
相手の犬はチワワなのにとても大きく顔もチワワらしくなく、抱っこした感じ【5〜6㌔】は確実にあります。
もし、妊娠してしまっていたらきっと大きな赤ちゃんが産まれてきて難産になってしまうのかと思います。
帝王切開となっても可愛そうですし不安だらけです…。
2㌔に満たない小さいメスの出産は困難です。
チワワの場合小さなメスは帝王切開でないと出産出来ない子が多いのでブリーダーでも使いません。
帝王切開の場合は危険が伴います。
早い子は1回目のヒートで出産可能ですが、育児放棄してしまうケースも多いのが現状ですよ。
引用：Yahoo！知恵袋、教えて!goo
チワワの交配はエグい遺伝疾患が理由「マール遺伝子」
チワワ以外の犬種にも言えますが「マール遺伝子」を持つチワワの交配はエグいです。
マール遺伝子とは特徴的な毛色「斑模様（まだらもよう）」を作り出す遺伝子の事。
そのマール遺伝子で起こりえる障害にはこのようなものがあるのです。
- 耳の疾患…難聴、全く聞こえないケースもあり
- 目の疾患…生まれつき目が見えにくい、失明
- 短命…脳疾患や心臓疾患など病気になりやすい、寿命が短い
「マール遺伝子」遺伝疾患を調べることは可能!?
現在、遺伝疾患の検査をすることはほぼ不可能。
残念ながら事前に調べる事は出来ません。
方法としては【3代前まで】さかのぼり、祖先犬を確認する事のみなのです。
そんな中でも唯一見分けがつくのが、この「斑模様（まだらもよう）」のチワワなのです。
チワワと言えば様々な被毛（毛の色）が魅力の犬種。
様々なカラーがあり、どの仔もとても可愛いです。
中でも珍しくて可愛らしい斑模様のチワワ。
実は遺伝疾患を持っているケースが多いと言われているのです。
色素を作り出す機能を抑制する働きがあり
被毛の一部が灰色～白色になる
という現象が起こり斑模様を作り出しています。
被毛の色だけでなくマール遺伝子の影響が強く出た体の部分によって障害が起こる事もあるのです。
チワワの交配タブー「ダブルマール」
マール遺伝子を持つチワワ犬同士を交配させる「ダブルマール」
これが一番エグいです。
マール遺伝子を持っている事を知りながら交配を行うことはタブーだと思います。
特徴的な斑模様の毛色を作り出すには必須の遺伝子。
その反面さまざま障害を持って生まれる場合が多いですよね?
両方がマール遺伝子を持った場合、強い遺伝疾患を受け継いでしまう危険性があるのです。
特に、マール同士を交配させた「ダブルマール」は【6～9割】が死産となってしまいます。
交配にはとても大きなリスクがあるのです。
マール遺伝子は「半致死遺伝子」という異名を持つほど、障害や異常を持って生まれてくる可能性が高い事を忘れてはいけません。
ダブルマールによって起こりうる障害
- 耳の疾患…全く聞こえない
- 目の疾患…全盲
- 短命…脳疾患や心臓疾患など病気になりやすい、寿命が短い
- 神経障害…体の痛みやしびれ、時間と共に悪化
- 行動異常…破壊的・暴力的などの行動
- 内臓障害…心臓・血管・呼吸・排せつ・消化・免疫など、様々な内部機能（内臓）の障害
チワワの交配タブー「ブルーマール」「ブルー系」
先ほども説明したダブルマールだけでなくブルー系のチワワを交配させるのもタブーです。
ブルー系の被毛を持つチワワに関しては特に注意が必要なのです。
犬の健康に必要な色素を十分に持たないのが「ブルー系」の特徴。
人気のレアカラーで白みがかったブルー、大理石のように美しい毛色。
マール遺伝子を持つチワワの被毛はとても珍しくて美しいのです。
レアカラーは高価で取引される事が多いので、10数年前はブルー系を好んで交配させるブリーダーがいたのが現状。
「毛色を作り出すことを目的」として繁殖されて、乱繁殖させてしまったのです。
現在、JKC（ジャパンケネルクラブ）ではチワワのブルーマールは認められない毛色とされています。
血統書は発行されますが毛色の前に「×印」がつけられています。
引用：一般社団法人 ジャパンケネルクラブ (jkc.or.jp)
＼交配タブーもっと詳しく☟／
チワワの交配タブー「ミックス犬」
流行りのミックス犬。
チワワ+ダックスフントの「チワックス」とても人気がありますね。
この組み合わせ実はタブーなんです。
椎間板ヘルニアの発症率を高める可能性があるからなのです。
チワックスの場合、胴が長いダックスフントと骨量（骨密度）が少ないチワワの組み合わせとなります。
交配した全てが同じミックス犬にはなりません。
父方が強く出るのか、母方が強く出るのか。
それは生まれてみなければ分かりません。
ですが、例えばダックスフントから長い胴と活発な運動能力
チワワから華奢で骨折しやすい骨格
これを受け継いだとしたら、椎間板ヘルニアを発症させるリスクが非常に高くなってしまいます。
これは、骨格と身体能力のギャップから起こります。
階段の上り下り以外にも、ちょっとした高さからのジャンプなどで発症してしまうのです。
本来ミックス犬はいわゆる「雑種」
体は強いはずですが…。
交配の種類は何でもOK‼じゃないんです。
アメリカでは、現在チワックスは作出禁止を要求されるほど深刻な犬種なのです。
交配が正しくないと、望まない容姿や奇形が生まれてしまいます。
軽はずみで交配させる事だけは絶対にやめて下さいね‼
ミックス犬の交配基準
- オスとメスの体の大きさ同じこと（違いが少ない）
- 犬種が持つ性質が違い過ぎないこと
- 犬種の体格差（短頭犬種と長頭犬種などアゴや歯列のサイズなど）がかけ離れていないこと
チワワの交配がエグいって本当!?エグい理由は何?交配の危険性とは⁉のまとめ
チワワの交配がエグい理由には、出産が大変な事だけでなく「交配が難しい」事もありました。
劣勢の遺伝子を持っているのか?いないのか?
交配させても良いサイズなのか？
などなど…素人には難しいってのが最大の理由でしょうか。
特に、マール遺伝子は気を付けなければいけません。
自分の愛犬の体の一部に小さな白い斑点がありませんか?
もしあるならば、マール遺伝子の影響を受けている可能性があるかもしれません。
劣勢の遺伝子を持ったチワワの子供は、高い確率でその遺伝子を引き継ぎます。
ただでさえ「言葉を話せない」子犬に、辛い思いなんてさせたくありませんよね‼
チワワの交配、ブリーダーのように知識と経験を持った人が行う事が大切なんですね。
我が家のデカチワワにもお嫁さん募集したいです～💛
かなりのイケメンですよ🐶
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