ペットショップで見かける「価格が安くなっている犬」はっきり言えば売れ残りの犬ですよね。
売れ残るのには様々な原因がありますが、やはり育ちすぎているのが一番の原因でしょうか…。
それでも引き取りたいと思う方に、是非読んで欲しい!
今回は、売れ残りの犬を引き取るための心構えのお話ですよ。
ペットショップの売れ残りを引き取りたい~メリット5選~
子犬の売れ残りとは何ヶ月からなのか?
一般的に、【3ヶ月】を過ぎると売れにくくなり、【6か月】を過ぎると売れ残りと判断されてしまいます。
生後半年なんて、まだまだ可愛い頃なのに売れ残りなのね…。
そんなペットショップの売れ残りと言われる犬、実は引き取るメリットが沢山あるんですよ‼
売れ残りの犬は性格が分かりやすい
売れ残りの犬は、性格が分かりやすく選ぶ時の参考になります。
ペットショップの売れ残りの犬は、4ヶ月を過ぎている子犬がほとんどです。
よちよち歩きの子犬は可愛いですが、性格はその後どうなるのか不安ですよね?
犬は4ヶ月を過ぎると自我が芽生え、性格がはっきりしてくるので、おっとりとした穏やかな性格の子、逆にうるさく吠える子、臆病でゲージ内でそわそわ動き回る子、それぞれの性格が出始めてくるので、選ぶ時の基準になるんです。
「人間が好き」
「トイレもきちんと覚えている」
「性格が穏やか」
犬の性格、これは子犬の段階では分かりません。
自分の家族と合うのはこんな子かな、元気な子がいいかも、いや逆に大人しい子がいいな♡
など、自分の好みに合う犬を選べるので安心です。
かわいい子犬だったのに、やたら無駄吠えする子になったり、トイレがなかなか覚えられない子だったりと、「予想外」の苦労が無いのもメリットですよね。
売れ残りの犬はゲージ慣れしている
長い間ゲージの中で生活してきたので「ゲージ慣れしてる」ケースが多いんです。
共働きの世の中、1人でお留守番が出来る子はとてもありがたいですよ!
寂しがり屋で一日中鳴いてばかり…そんな事になると、可哀そうで出かけられません。
ですが、ゲージ慣れして「お留守番」が出来ている子だと安心ですよね。
売れ残りの犬でも血統書付
ペットショップの売れ残りは、血統がはっきりしているので安心です。
どんなに売れ残りだとしても、血統がきちんと保証されているのもメリットですよね!
引用:ジャパンケネルクラブ
売れ残りの犬はワクチン接種済
ペットショップの売れ残りの犬は、「ワクチンの接種」が済んでいる事が多いです。
その月齢で打たなければならないワクチンを、きちんと受けているのも大きなメリットですね。
まあ、販売価格に反映されていたり、購入の際に別途必要になる事が一般的ですが、小さいころからきちんとワクチンを接種しているので健康面で安心なんです。
例えばチワワのように「小さければ小さいほど良い」とされる犬の場合、小さすぎて身体が弱く家族に迎えてから病院ばかり通ってる…。
なんてケースに合わずに済みます。
だって、ペットショップのゲージの中でも、病気の心配なく丈夫に大きく育ってるんですからね(笑)
売れ残りの犬は何と言っても価格が安い
これが一番でしょうか、価格が安いのが最大のメリットです。
3ヶ月経過から少しづつ下がっていき、半年も経てば「半額」どころか、もっと安くなる犬種もいるんです。
半年後の犬は、ほぼ成犬と変わらない姿なので、ちょっぴり残念なのもありますが…。
ですが、小さい時に可愛いからといって「美男犬・美女犬」になるとは限らなくて、姿形だけでなく模様や色などはかなり変化します。
我が家のチワワは、両親ともに3㎏以下で由緒正しい血統書付きなのですが、【5㎏】を超えそうなほど大きくなって、時々「チワワ?ですよね??」と聞かれるほど(笑)
逆に、成犬に近ければ「自分の好みの顔・姿・サイズ」が想像しやすいというメリットもあるんですよ。
ペットショップの売れ残りを引き取りたい~デメリット3選~
ペットショップの売れ残りの犬を引き取るデメリットは大きく【3つ】あります。
ただ「小さくて可愛い頃」を過ぎてしまっただけでなく、ゲージの中の狭い世界のみで育つことのデメリットがあるんです。
詳しく見て行きましょう。
売れ残りの犬は社会性が乏しい
ペットショップで半年以上も売れ残ってしまった犬。
他の犬とのスキンシップも無く、狭いゲージの中だけで生活していたため、十分な社会化(社会で必要な意識を身につけていく過程)もされずに育っているケースがほとんどです。
他の犬や人間とのコミュニケーションが苦手な可能性があるのです。
他にも、ペットショップ内でトイレトレーニングが上手くいってる場合はメリットになりますが、上手くいっていない犬は、その後トイレなどのトレーニングが難しくなります。
子犬の頃にトイレトレーニングなどの「しつけ」が出来ていない場合は、大きくなって自我が芽生えてからはとても難しいのがデメリットです。
売れ残りの犬は人気の犬種はほぼいない
売れ残りの犬は比較的「不人気」な犬種が多いので、自分の好みの犬種でないのがデメリットです。
人気の犬種はよほどの事が無い限り、売れ残るような事はありません。
また、同じ犬種でも「姿形」「色」などが一般受けしないケースがほとんどで、見た目で売れ残る場合はやはり自分も好みではないというデメリットがあります。
他にも、やはり小さな「子犬」から育てたかった…。
と感じて後悔してしまう場合も無いとは言えないんですよね。
売れ残りの犬は先住犬との相性が心配
売れ残りの犬は自我が芽生えた犬なので、先住犬がいる家では難しいのです。
先住犬の性格も関係してきますが、相性が悪い場合どんな問題が生じるか分からないデメリットがあります。
子犬のうちなら時間をかけて、成長と共に仲良くなることも可能ですが、お互いに「成犬」のようになってしまっている場合、とても時間が掛かるのが現実です。
犬の里子サイトによくある「先住犬と仲良くなれなくて」、そんな事になってしまったら、先住犬にも可哀そうな事をしてしまいますよね。
ペットショップの売れ残りを引き取りたいならまめに通うべし‼
ペットショップの売れ残りの犬を引き取りたいなら、まめにペットショップに通いましょう。
売れ残りとはいっても、比較的メリットの方が多く、値下げするとすぐ売れてしまうケースが多いようです。
ペットの価格高騰の現在、逆に売れ残りだけを探している人も意外と多いんですよね。
売れ残りを探すなら、ホームセンターのペットコーナーなどが穴場かもしれませんよ!
売れ残りを探すならこの記事もチェックしてみてね↓
ペットショップの売れ残りの犬を引き取りたいならこれ読んでみて‼のまとめ
- ペットショップの売れ残りを引き取りたい~メリット5選~
- ペットショップの売れ残りを引き取りたい~デメリット3選~
- ペットショップの売れ残りを引き取りたいなら通うべし‼
ペットショップの売れ残りを引き取りたい場合、産まれたての子犬とはかなり違う事が分かりますよね。
特に初めて犬を飼う人は、戸惑うことも多いでしょう。
ですが、他の犬よりもペットショップのゲージでの生活が長く、辛い思いをしている犬達。
そんな売れ残りの犬達も幸せに暮らせる「家族」に巡り合えたらいいですよね。
我が家も売れ残りを引き取りたい家族なんですが、先住犬がかなりの「甘えん坊」なので、次にお迎えする子にやきもちを焼く事間違いなし、事を慎重に進めなければなりません。
様々な問題を考えてから、お迎えしなければいけないなと感じていますよ。
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