我が家のチワワは食欲旺盛🐶
落ちてるゴミをクンクンします。
そんな時、偶然チョコレートの屑が‼‼‼
ほんの数ミリだけど食べちゃった‼‼‼
そんな時も慌てない。
今回はチワワがチョコレートを食べた時の対処法のお話です。
チワワがチョコレートを食べたときの症状と致死量
チワワがチョコレートを食べた場合、まず食べた量と種類を確認することが大切です。
チワワがチョコレートを食べた‼症状は?
チワワに限らず犬がチョコレートを食べてしまったら
早くて【2時間後】遅ければ【4~6時間後】に症状(異変)が出てきます。
中毒症状
- 嘔吐(吐く)
- 下痢
- 失禁(頻尿)
- 落ち着きがない
重度症状
- 震え
- けいれん
- 脈が早くなる
- 昏睡
普段と違う症状、おかしいなと感じたら迷わず病院へ連れて行きましょう。
動物病院へ行く際は食べたチョコレートの包装紙などは必ず持ち、食べた量も分かる範囲で確認してから行くことをおすすめします。
チョコレートに含まれる「テオブロミン」というカフェインに似た物質の含有量がポイントになるからです。

実はほんの少量食べた位なら様子をみても大丈夫なの。
しかもテオブロインはホワイトチョコレートにはほとんど含まれていないの。
チョコレートの種類によっても差があるのよね。
ただ、チワワは小型犬だから高濃度のチョコレートなら少量でも注意が必要よ。
チワワがチョコレートを食べた‼致死量は?
犬の体重1㎏に対しテオブロミンが【250㎎~500㎎】が致死量
【100㎎~150㎎】で中毒症状を起こす量とされています。
チワワの平均体重が3kgと仮定すると【750㎎~1500㎎】で致死用量
【300㎎~450㎎】で中毒症状になると言う事。
チワワにも個体差がありチョコレートにも成分差はありますが、ミルクチョコレートの様な含有量の低いチョコレートなら1枚食べてしまっても大丈夫なケースもあるのです。
しかし、高濃度のチョコレートであれば僅かでも致死量に達することもあるので注意が必要です。
市販の板チョコレート1枚が平均【50~60g】を目安に見てみましょう。
チョコレート1枚(約50g)あたりの含有量はこの通り↓
カカオ濃度 | テオブロミン含有量(50g) | |
ロッテガーナミルク | 33% | 110mg |
明治ミルクチョコレート | 36% | 125mg |
森永ミルクチョコレート | 41% | 135mg |
チョコレート効果 | 86% | 495mg |
カカオの恵み | 88% | 400mg |
大人向けのビターチョコレートや高級チョコレートには沢山含まれているので注意が必要ですよ!
チワワにとってチョコレートが危険な理由
チョコレートの成分と犬への影響
チョコレートに含まれる成分テオブロミン。
チワワだけでなく犬はテオブロミンの分解速度が遅いのです。
チョコレートを食べるとテオブロミンが体内に長く貯まってしまうのです。
その為少量のチョコレートでも影響が出てしまうのです。
テオブロミンもカフェインに似た物質ですが、チョコレートの中には少量のカフェインも含まれています。
人間にもカフェイン中毒があるように犬にも同様に中毒性があるのです。
テオブロミン | カカオに含まれているアルカリに似た化学物質。生理作用、薬理作用が期待でき、血管拡張薬、利尿薬として医療現場でも使用されています。 脳を活性化させるので集中力や記憶力を高めると注目され、ココアやチョコレートといった、カカオの加工食品に多く含まれています。 |
カフェイン | カフェインはアルカロイドという植物由来の成分の一種で、特にコーヒー豆や茶葉に多く含まれています。 コーヒーや紅茶の独特の苦味をもたらす要因の一つです。 カフェインの主な作用は、アデノシンという物質の作用をブロックし眠気を覚ます効果を持つことです。 適切な量のカフェインを摂取することで集中力や作業能力の向上、他にも自律神経の活性化などの効果も期待されます。 |
チョコレート誤食の影響
犬がチョコレートを食べてしまうと緊張・興奮・イライラ・不安・不眠などの症状が出てしまいます。
中枢神経の興奮
更には心臓に影響を与える事もあるのです。
コーヒーを飲んだときにトイレが近くなりますよね?
犬でも頻尿(トイレの回数が増える)が見られるケースも多いのです。
チワワがチョコレートを食べてしまったときの対応
自宅でできる初期対応
自宅で出来る対応は残念ながらありません。
食塩水を飲ませて吐かせる。
オキシドールを薄めて飲ませて吐かせる。
など、様々な情報や対処方法が言われていますが…
チワワの様な小型犬には絶対やってはいけません‼
チワワがチョコレートを誤食してしまったら、食べた量と成分表を確認。
食べた量を計算し、致死量かどうか確認します。
摂取量が少なければ自宅で様子をみても大丈夫なんですよ。
但し、体内にとどまる時間が長いので最低でも3~4日は様子を見てあげて下さい。
病院での治療方法
チワワに中毒症状が見られたら、迷わず病院へ行きましょう。
その際、食べてしまったであろうチョコレートの包装紙や包みを持参する事を忘れずに。
どんなチョコレートをどれくらい食べたのかが重要なのです。
聴診、血液検査、心電図 | 心拍数や脈の状態、内臓にダメージを与えていないかをチェックします。 |
催吐処置 | チョコレートを食べて1時間以内なら、胃の中身を吐かせる「催吐処置」を行う場合があります。犬が嘔吐を催しやすい薬剤を使い、犬の体に負担をかけないよう注意しながら行われます。 なお、大量のチョコレートを食べてしまった場合などの緊急事態では、全身麻酔をかけて胃洗浄を行うこともあります。 |
点滴・投薬 | 症状を改善するために、点滴や経口での投薬が必要になるケースもあります。 |
引用:いぬのきもち
大事なチワワを守るための予防策
私達飼い主が出来る事。
チョコレートを安全な場所に保管する。
チョコレートのゴミを捨てる時は犬が届かないよう配慮する。
我が家のチワワはゴミ袋をあさるのが大好きです(苦笑)
マスクや自分のおやつの包装紙などが捨ててあればガサゴソあさってます。
そんな中にチョコレートが入っていたら…。
私達飼い主が気を付けてあげなければ大事な命は守れないのです。
皆さん、誤食にはくれぐれも気を付けましょうね~🐶
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