ランドリールームやファミリークローゼットがある間取り【平屋編】

住まい

住宅の新築で一番の楽しみは、間取りを考える時ですよね。
「リビングはこうしたい」
「キッチンはこうしたら使い勝手がいいかも」
悩みに悩んで間取りを決めたはずなのに、住んでみると不満が出てくるものです

私も家を建ててから15年が経ち。
今思うことは
ファミリークローゼットが羨ましい
ランドリールームって何⁉
やっぱ平屋の家にしとけばよかった
これなんです!

今回は、もう一度建てるならこんな間取りの平屋がいいな~。
私の理想の間取りを考えてみました。

理想の間取り平屋の収納はファミリークローゼット

平屋住宅を建てるなら、特に力を入れたいのが収納ファミリークローゼット」の設置です。

平屋で家を建てる場合、4人家族で平均30坪~32坪が必要と言われています。
2階建てに比べると、どうしても床面積が狭くなりますよね?

そんな時でも、収納を1か所にまとめてしまえば効率が良いだけでなく、各部屋の広さを確保することが可能なんです。

我が家は一昔前の間取りなので、それぞれの個室のクローゼットに洗濯物を戻しています。
それって面倒だし、ものすごく効率が悪くないですか⁉

お風呂に入る時なども、パジャマなんかは寝室に取りに行ったりして、今考えれば何でこんな面倒な収納なんだろうって思います。
風呂上がりに必要なものは洗面所へ、と思ってもスペースが無かったり、湿気問題があったりで思うようにいきません。

私はもう一度家を建てるなら、ファミリークローゼットは必ず設置しますね。

 

除湿機能のついたファミリークローゼット

ファミリークローゼットに必須なのは、ズバリ除湿乾燥機」です

洋服だけでなく、バックや季節の小物など色々入りますよね。
衣類は湿気を含みやすいですし、皮製品もカビが生えやすいです、そして何より湿気の多い「脱衣室」や「浴室」と繋がりを持たせたいので、ファミリークローゼットには除湿乾燥機を付けることをお勧めします!

ダイキン カライエ 除湿乾燥機 水捨て不要 デシカント方式 自動運転 自動OFF 自動復帰機能 JKT10VS-W 住まい向け除湿乾燥機 壁掛除湿機 JKT10VS JKT10VSW

引用:ダイキン工業株式会社

 

ファミリークローゼットには移動式の除湿器もおすすめ

洗面脱衣所・ファミリークローゼット・ランドリールーム、全ての部屋で使いたい時は、移動可能な除湿器もおすすめです。

何を隠そう我が家はこれです‼
1年通して、ずーっと使っている必需品。
各部屋のクローゼットや洗面脱衣所の除湿、冬場の洗濯物もこれで対応しています。

日本の住宅では、絶対必要な家電ですよね。

理想の間取り平屋でも設置したいランドリールーム

これも絶対設置したい、多少狭くても欲しい「ランドリールーム(洗濯に関する家事をまとめて出来るスペース)」。

洗濯ものを畳んだり、アイロンをかけたり、乾かなかった洗濯物を室内に干して乾燥させたり…。
様々に使えて、本当なら1坪位欲しいスペースですが、多少狭くなっても設置しておくと良いですよ。

15年前の私にはこんな発想が無かったんですよね。
実際に生活を始めると絶対必要なとっても羨ましい部屋なんです。

ランドリールームとファミリークローゼットは隣に設置

洗面脱衣所とランドリールームとファミリークローゼットは、つなげて作る事が重要です。

洗面脱衣所・ランドリールーム・ファミリークローゼットが隣接しているので、【洗濯→干す→収納】これが動線で結ばれ、とっても使い勝手が良いんです。

ついでに、ランドリールームからベランダに出られたら最高ですよね‼

クローゼットは各部屋にも必要ですが必要最低限にして、ファミリークローゼットにまとめた方が効率的です。

先ほどご紹介した除湿乾燥機、欲を言えばこの部屋にも付けたい!
ですが、隣接していれば扉を開けて2部屋まとめて除湿出来るので、どちらかに付いていれば大丈夫そうですよ。

おすすめポイントとおすすめ間取り【平屋住宅】

平屋住宅の最も良い所「家族の動線」がスムーズに繋がる間取り。
ですが、ファミリークローゼットやランドリールームを設置するなら、他の部屋を少し狭くししなければいけません。

でも、どこを狭くしたらいいのか?
平屋ならではのおすすめポイントやおすすめ間取りをご紹介します。

平屋のおすすめ間取りはこれ

素敵な間取りを見つけましたよ!
参考になる間取りばかり、どれも素敵で羨ましいです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

tanomado(@tanoshii_madori)がシェアした投稿

 

この投稿をInstagramで見る

 

tanomado(@tanoshii_madori)がシェアした投稿

平屋なら全てフラットにする

大きなテラスを作って、全開放出来るテラス引き戸にする
このテラスへつながる場所にランドリースペースを作るのもおすすめです。

今バリアフリーは当たり前、どの部屋へも段差なしで移動出来ます。
でも、見落としがちなのは「サッシ」などの出入口の段差なんです。

家の中はフラットで、どこにつまづく事も無いですが、家から外に出るサッシや勝手口にはちょっとした段差があるので、フレームの存在を感じないテラス引き戸、全開放引き込み窓が超おすすめです。

平屋にすれば自分たちが高齢になった時にも楽ちんですよね。

引用:YKKap  株式会社カンセイ

子供部屋の代わりのロフト

子供部屋は、寝るだけのスペースがあればいいんです。
ロフトは床面積を気にせず、スペースを確保出来るので、固定資産税の課税対象面積にも含まれません!
税金対策にもなりかなりおすすめなんですよ。

洋服などはファミリークローゼットに収納、子供たちの勉強はリビングに「勉強スペース」を作れば解決です。

我が家の子供たちは、勉強机を買ったのに、一度も使わず終わりました。
リビングに家族の共有スペースを作り、パソコンなどを設置したワークスペースを作るといいですね。

確かに、思春期になって自分の部屋にこもりたい気持ちも分かるので、ロフト部分を上手に使って子供部屋にしてみるのもおすすめです。

ランドリールームやファミリークローゼットの代わりに削るのはこの部屋

コンパクトな平屋は広さが限られます、必要最低限の部屋に絞ることが重要です。

そこで、実際に私が不要だったな…と思う部屋をあげてみたいと思います。

間取りで不要なのは子供部屋

私が不要だと感じたのは、ズバリ子供部屋
子供部屋って、ほんの数年使うだけの部屋なんですよね。

きっと皆さん住宅を建てる目的が「子供の成長」に伴い手狭になるから、が多いのではないでしょうか?
ですが、15年経ち思うことは、「子供部屋要らなかったな」です。

我が家の子供部屋は一番お日様の当たる角部屋に、大きなクローゼット、しかも我が家は男女一人ずつなので、壁紙やインテリアまで男女で色分けしてみたり…。
数えだしたらキリがない位、子供部屋に力を入れました。

でも、長女が18歳になり大学へ進学で家を出ました。
その後就職したら、もう要らない部屋なんですよね。
一番いい角部屋なんですが、今後使う予定は無さそうです。

間取りで不要なのは客間

もう一つ、私が不要に感じるのは客間

誰かお友達が遊びに来たり、年を取った母達と一緒に住むかも…と作った客間は、納戸になりました。

確かに、客間はあると便利ですが、年に何回?
いや使わない年のが多いのかも?

実際、年老いた母達が住むころには、子供は巣立っているケースが多いのではないでしょうか。
客間も東の角部屋で、日の当たるいい部屋なんです。

間取りで不要なのは2階寝室の大型クローゼット

間取りで一番後悔したのが、主寝室にある大型クローゼットです。

もちろん、洋服やバック色々なものが入り絶対必要なクローゼットなのですが、位置がまずかった。

家族の必要なものが全て入っているので、夜中だろうが早朝であろうが、ズカズカ入ってくるので、おちおち寝ていられません。
寝室に設置せず、せめて廊下に扉を付ければ良かったと、とても後悔しています。

洗濯物だって、洗うのは1階→干すのは2階のベランダ→洗濯物を畳んだら各部屋へ。
そして、シーツなどの家族全員に共通するものは大型クローゼットへ。

無駄すぎる動線ですよね。
何度も上がったり下がったり、出たり入ったり。
効率の悪さをとても感じる大型のクローゼットなんです。

間取りを平屋にしたらこんなメリットがある

そして、最後は平住宅のどこがいいのか?
平屋住宅のメリットをご紹介します。

自然光を取り入れて快適生活

自然の光を上手に取り込めば、部屋を明るくすることが出来ます

天窓を付けたり、ロフトを作りそこに大きな窓を付けるなど、工夫次第で自然の光を沢山取り込むことが可能です。

ここで注意が必要なのは「大きな平屋」と「隣に高い建物がある場合」です。

床面積の大きな家の場合は、家の中心に光が届きにくくなってしまうので、採光と風通しには注意しながら設計する事が必要です。

他にも、隣近所との距離が近かったり、朝日があたる方角に高い建物がある場合は注意が必要です。

憧れのアウトドアリビング

コの字型の間取りなら、中央に中庭を作る「アウトドアリビング」が超おすすめ‼ダイニングと一体化した、第2のリビングを作るのも素敵です。

コの字型の間取りなら、両側からの視界も遮ってくれるので、さらにおすすめなんですよ。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Smicle(@smicle_tsukuru)がシェアした投稿

掃除やメンテナンスが楽

掃除の為に掃除機を上げ下げしたり、荷物を上げ下げしないのがいい!
しかも、コンパクトに作ればお掃除が楽なのが嬉しいですよね。

フラットに作り、お掃除ロボットを稼働させれば、綺麗が保てそうですよね。

他にも、大型の家具を購入しても搬入が楽
我が家はピアノを購入した時に、本来なら2階の娘の部屋に置きたかったのですが、階段から上げる事が出来ず、1階リビングに置いてあります。

他にも、息子のルームランナーが2階に上げられず…。
せめて平屋なら移動出来るのですが…、残念です。

地震や火事の時も安心

地震に強く、建物が低いので台風などの風災害にも強い特徴があります。
又火災や自然災害(水害以外)が発生した際も避難が簡単なのもおすすめポイントです。

台風の被害が多い「九州~沖縄」特に離島などは、平屋の鉄筋コンクリート造が多い傾向があるのです。

但し、高い建物が多い都市部、北国などの雪深い地域、水害が比較的発生する地域などは平屋は不向きとされます。

自分達の生活スタイルに合う」「その地域の土地柄に最も合う」この当りに注意して建てるといいですね!

ランドリールームやファミリークローゼットがある間取り【平屋編】まとめ

  • 理想の間取り平屋の収納はファミリークローゼット
  • 理想の間取り平屋でも設置したいランドリールーム
  • おすすめポイントとおすすめ間取りをご紹介【平屋住宅】
  • ランドリールームやファミリークローゼットの代わりに削るのはこの部屋
  • 間取りを平屋にしたらこんなメリットがありますよ

平屋、夢ですよね‼
ですが平屋住宅を建てるにはいくつが条件が必要でした。

まず広い土地が必要、都市部などではちょっと難しいのかもしれません。
他にも地域によって向き不向きもあります。

ですが、諸々の条件が合えば是非おすすめしたいですね‼

我が家は田舎なので、土地も広いし東西南北に建物がありません(笑)
もう一度家を建てるなら、ランドリースペースやファミリークローゼットがある平屋のコンパクトな家にしたいと思っていますよ。

 

 


    内容に誤りがなければ下記にチェックいただき送信ください。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました