あなたは犬派ですか猫派ですか?
犬猫はとっても身近な動物。
ペットにするならうさぎや鳥
爬虫類や観賞魚など色々ありますが…。
圧倒的に犬猫が多いのって不思議ですよね?
そんなペットとして好まれる犬猫。
どんな違いがあるのでしょう。
今回は犬猫の違いを生物学の観点から調べてみました。
犬猫の違い生物学的にはこうなんです
生物学(生物および生命現象を研究する事)で犬と猫の違いは「生物分類」だけ。
イヌ科とネコ科の生物分類は【イヌ亜種】に属するか【ネコ亜種】に属するかだけなのです。
他はほとんど違いが無いのです。
犬猫は哺乳類、実はどちらも食肉目(しょくにくもく)(肉食動物)に分類。
生物学的には熊やイタチなども同じグループです。
唯一の違いと言えば鼓室胞(こしつほう)でしょうか…。
生物は【界・門・綱・目・科・属・種】という分類にしたがって分けることが出来るの。
鼓室胞(こしつほう)って何?
鼓室胞(こしつほう)は耳の中にある鼓膜の振動を伝える空間。
内耳との間にある空間です。
犬の場合は鼓室胞が1つ。
猫の場合は鼓室胞が2つ。
唯一ここが犬猫の生物学的違いと言ってもよいでしょう。
犬猫が生物学的に同じなのは祖先が一緒だから
生物学的にほとんど同じとされている犬猫。
実は祖先が一緒だからなのです。
犬猫の祖先は「ミアキス」という動物。
猫の祖先ってミアキスって言うんだって。もうこの時点で可愛い。5000万年前の時点で可愛い訳だ。人間の比ではない。 pic.twitter.com/uGXKzUuKwP
— 古谷経衡(作家,評論家,社団法人令和政治社会問題研究所所長,株オフィス・トゥー・ワン所属) (@aniotahosyu) April 30, 2020
約6500万年前、ヨーロッパ大陸の森に棲んでいて、イタチに似た姿をしていました。
ラテン語で「動物の母」と言う意味なのですね~。
引用:Wikipedia
犬猫は生活場所の違いで進化した!?
ミアキスが犬と猫に変化していったのは当時の生活環境が大きく関係しています。
森から草原などへ移動していったのが「犬」になり
単独で狩りをするため身を隠せる森に残ったものが「猫」になったとされています。
草原に異動したミアキスは集団で獲物を捕獲。
そのため素早く走れる脚(筋力)が出来、走るために邪魔な鋭い爪は退化していくのです。
集団行動の中で群れを統括する存在(リーダー)が出来
現在の犬「イヌ科」のベースが出来たとされています。
一方森に残ったミアキスは獲物を狩るために隠れて樹上生活。
木に登るため肩と足の関節が発達。
前脚より後脚が長く、手足の先端にはするどい爪が付いたと言われています。
その後、ネズミ捕りを目的として森から出て人間と共存する様になるのです。
住む場所で大きく分かれて進化したのです。
犬猫の違いって何?生物学的には同じ仲間って本当なの!?のまとめ
犬猫は全然違う動物だと思っていました。
ですが、生物学的にはとても似ていました。
元をたどれば同じミアキスから枝分かれ進化した動物なんだもの当たり前ですね‼
どちらも進化の過程で人間と触れ合い、それが現在のペットというスタイルになっているのです。
私はバリバリの犬はですが、猫も可愛く見えてきました♡
共存もありかも!?しれないです。
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