冷えに足湯は効果あり‼
誰でも思う常識、絶対効果ありますよね!
逆にデメリットがあるなんて信じられない。
そう思い込んでいるあなたに、今回は足湯のデメリットや注意点をお教えしますね。
冷えに足湯は逆効果⁉デメリットがあるのはこんなケース
一般的に足湯にデメリットは少ないです。
足湯はリラックス効果だけでなく、特に冷え性の人に効果があるのは事実ですよね。
実は足湯、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)やむくみがある人には逆効果なので気を付けなければいけないのです。
詳しく見て行きましょう。
引用: Wikipedia
足湯のデメリット~下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)~
「下肢静脈瘤」があるケースでは足湯は逆効果です。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、血液の流れが悪く、脚の表面近くを通っている静脈がこぶのようにボコボコと盛り上がったり、クモの巣状や網目状に浮き上がる病気、見た目が悪くなるだけでなく、汚れた血液が足にたまりやすくなってしまうのです。
下肢静脈瘤の人は足を温めることで「抜け道血管」が開き、血液が暴走してしまう可能性があるのです。
実は、この血液の暴走こそが、足の冷えの主な原因と言われているのです。
抜け道血管とは、足の甲にある動脈と静脈をつなぐバイパスの事で、普段は閉じているのですが、何らかのきっかけ(温めなど)で開いてしまうと、動脈の血液が大量に静脈に流れてしまうのです。
それが「血液の暴走」と呼ばれ、足の甲の部分で血液が暴走すると、足先まで届くはずの血液が逃げてしまい、末端まで届かなくなってしまいます。
静脈に大量の血液が流れ込むと、血管内の圧力が高くなり、結果「むくみの原因=冷え」につながってしまうのです。
足湯をしている時は良いのですが、足湯から出た途端、血液の暴走によって血液が足先まで届かず、逆に足を冷やしてしまうという可能性もあるので注意が必要です。
どんな時に抜け道血管が開くのかしら?
このような時に開きやすいので注意しましょう!
- 足を温めた時
- 気圧が下がる時
- 生理中・生理不順
- 喫煙
- 運動不足、便秘、ダイエット、脱水、内蔵脂肪などの肥満で静脈の流れが悪くなっている時
足湯のデメリット~むくみ~
「むくみ」がある場合、足湯は逆効果のケースもあるのです。
むくみのメカニズムは、心臓から送られる血液が、ふくらはぎの筋力の低下(筋肉の動きが弱くなる)などの理由で停滞してしまい、毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなります。
毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによってバランスがくずれ、余分な水分が皮膚下に溜まり、むくみとなってしまうのです。
もともとむくみやすい体質の人は、血液の循環が悪く、静脈に大量の血液が流れると、血管内の圧力が高まります。
下肢静脈瘤と同様、静脈に大量の血液が流れ込むと、血管内の圧力が高くなり、結果「むくみの原因=冷え」につながってしまうのです。
冷えやすい人は、一時的に温めてもすぐに冷えてしまうので「足湯→冷え→足湯→冷え」と、気が付かないうちにどんどん冷やしてしまっている事に気づかず、負のループに陥ってしまうケースがとても多いのです。
むくみやすい人は何が原因?
このような人はむくみやすいので注意しましょう!
- 運動不足による筋力低下
- 過剰なダイエット
- 塩分の摂りすぎ
- カリウム不足
- ミネラルやビタミン、タンパク質などが不足
- アルコールの飲みすぎ
- 冷え
- 女性はもともとむくみやすい
引用:Wikipedia
足湯のデメリットは水虫の白癬菌⁉菌の居場所に注意が必要
水虫の原因「白癬菌(はくせんきん)」はお湯を通してうつることはないのですが、足湯付近の床やマットなどに菌が残っていると、うつる可能性があるのです。
日本は、至る所に無料の足湯があったり、自宅でも足湯を楽しんだりするほど足湯や温泉が大好きです。
ですが、日本人の5人に1人は水虫と言われるほど、水虫大国なんです。
白癬菌は色々な所にいて、特に温泉や足湯などで無防備になった素足は気を付けなければいけません。
自宅以外で足湯を楽しむ場合は、足湯から出たら自分の清潔なタオルでふき、素早く靴下を履くなど対策が必要ですね。
他にも、家族に水虫さんがいたら、足湯ケースはアルコール消毒することや、水の要らない遠赤外線の「足湯保温」で、薄手の靴下を履いたまま温まるのもおすすめですよ。
白癬菌ってどこにいるの?
水虫の原因白癬菌はこんな所でもうつりますよ。
自宅なら安心でもなくて、他にも銭湯やスポーツジムなどでも注意が必要ですよ!
- バスマットやタオル
- 床
- スリッパなど(裸足ではくもの)
引用:Wikipedi
冷えに足湯は効果的?間違えるとデメリットがある⁉逆効果の原因とはのまとめ
- 冷えに足湯、実は逆効果のケースもあるのです
- 足湯は水虫の菌の居場所に注意が必要です
足湯は「何でも温まればOK」と思い込んでいましたが、デメリットや逆効果がある事が分かりました。
だけど足湯気持ちいいですよ~。
我慢したり、やめる訳にはいきませんよね!
デメリットや逆効果のケースを知っていれば回避する事も、対策を立てる事も出来ます!
自宅で足湯をするも良し、足湯巡りをするも良し、自分の体調に気を付けて、デメリットにも注意して、楽しく気持ちよく足湯を楽しみたいですよね。
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