我が家の息子、現在ボカロにはまっています。
家族の会話にちょいちょい出てくる「ボカロ」「ボカロp」
皆さんはご存じですか?
我が家の夫が言った一言「ねえねえ、ボカロって何?」
この一言に、確かに私もそんなに詳しくないかも…。
ボカロって何?
ボカロって何がいいの?
良く聞く「ボカロp」って何?
今更聞けない!
初心者向け、誰にでも分かるように「ボカロ」について語ってみます。
まずボカロとは何?
ボカロとは「VOCALOID(ボーカロイド)」の事。
ヤマハが開発したソフトウェアで、パソコンなどに入力されたメロディーや歌詞を、アニメーションやCGによるキャラクターが歌う、その音声合成技術とソフトウェアをまとめて表す言葉が「ボーカロイド」なのです。
社会的に認知されているボカロと言えば「初音ミク」ですね。
初音ミクは、ヤマハのボーカロイドをエンジンにして、クリプトン・フューチャー・メディアが作った歌声データベースを合わせた歌声合成ソフト。
ここで難しいのが「初音ミク=ボーカロイド」ではない、これなんです!
初音ミクのようなキャラクターをボカロと呼ぶのではなく、歌声合成技術やソフトウェアその総称をボカロと表現するのです。
このヤマハのエンジンを、多くの会社がライセンス契約して、沢山のキャラクター(ボカロキャラ)を誕生させているのです。
すべてを総称して「ボカロ(ボーカロイド)」と言う、ここ重要ですよ。
ボカロで一番有名な曲と言えば「千本桜」‼
これ、誰でも一度は聞いた事ありますよね。
引用:ヤマハ研究開発・クリプトン・フューチャー・メディア(株)
ボカロって何がいいの?
ボカロの何がいいのか?
「人が気持ちを込めて歌うから、音楽には力があるんだ!」
なんて思うのは、時代遅れなのかもしれないですよ。
ボカロは素人でも作詞作曲が出来る
誰でも作詞作曲、プロデュース出来る。
どんな人にでも夢見るチャンスがあり、それを実践出来るのがボカロの最大の魅力です。
通常、音楽を作る人達は、才能があって楽器が弾けて音楽の知識がある人。
ある程度譜面が読めたりしないと作れませんよね?
ですが、このボカロの技術を使えば、誰でも楽曲を作り、アイドルを作り、世に送り出せるかもしれないのです。
チビッ子たちのなりたい職業ランキングにも上がる、ユーチューバーも夢じゃないかもしれません‼
ボカロを始めるのに必要なものはこの3つ!
- ボーカロイドソフト
- パソコン
- 作曲ソフト(無料もありますよ)
ボカロは歌詞や表現が自由
ボカロの魅力は、個性的な歌詞と曲、自由な表現で中毒性がある事。
昭和の年代の人が聞いたら「訳の分からない曲」と言われてしまいそうですね。
でも、考えてもみて下さい、私の年代だと演歌は聞きません、それこそ「訳の分からない曲」なんです。
流行りや好みは時代と共に変わっていきます。
演歌からポップス、ロックからダンスミュージック、好みはどんどん変わるのです。
ボカロは今の若い世代に共感されて指示される、この時代の音楽なんですよ!
ボカロはお金がかからない
ボカロはお金をかけずに始める事が出来るのも魅力です。
作詞作曲を夢見る人は沢山いますが、全員音楽関係の学校に行ける訳ではありません。
そんな人でも気軽に始められるのも、ボカロの魅力なんでしょうね。
ボカロは音ゲー(リズムゲーム)に適している
音ゲー「プロジェクトセカイカラフルステージ」、これにドはまりしている息子。
独特のリズム感とスピード、ボカロとの相性が抜群なんです。
リズムや曲に合わせて画面をタップするのですが、ものすごいスピードで、私は目で追う事も不可能。
スマホでもタブレットでも楽しめて、好きな楽曲で遊べる人気のゲーム。
昔流行った「太鼓の達人」なんかも、音ゲーの仲間ですよね。
ゲームなので是非おすすめ!とも言えませんが(笑)、指先は鍛えられていると思います。
リズム感だけでなく、反射神経や動体視力も鍛えられている事間違いなし‼
ボカロpとは何のこと?実はあの有名人なんです
ボカロをプロデュースする人を「ボカロp」と言います。
私たちの良く知る「あの人」、実はボカロ出身の有名人なのです。
米津玄師(よねづけんし)
最も有名なのは「Lemon」で有名な米津玄師さん。
2009年から「ハチ」としてボカロpとして活動していたのです。
ボカロ界では知らない人は居ないほど、当時から才能あふれる人だったのですね。
でも、小さい頃は友達と外で遊びまわる「活発な子」ではなく、いわゆるオタクのようにパソコンで遊ぶ「根暗な子」だったようです。
学生時代は、根暗な性格なので人間付き合いを始めとする様々なことに自分の中で葛藤があり、そんな様々な気持ちを独特の歌詞や世界観で表現しているのです。
中毒性があり、何とも魅力的な楽曲が多いんですよね。
ボカロを通じて自分を表現した、米津さんの現在の活躍は言うまでもないですね!
YOASOBI(よあそび)
「夜に駆ける」のAyaseさん(YOASOBI)が、ボカロP出身なのも有名ですね。
「小説を音楽にするユニット」として活動する、ボカロpのAyaseとシンガーソングライターのikuraによる2人組。
ボカロと映像系音楽ユニットの1組で、文学作品をベースに、「音楽・歌・映像」をミックスさせて、独特の世界観を表現している音楽ユニットなんです。
Ado(あど)
「うっせぇわ」のAdoさん。
ボカロpとはちょっと違うかもしれませんが…💦
お父さんのパソコンでボカロ楽曲を聞き始めて、小学校高学年でニンテンドー3DSのソフトニコニコ動画やうごくメモ帳から、顔を出さずに活動する歌手に興味を持ち始めたのがきっかけ。
2017年ニコニコ動画にボカロ楽曲「君の体温」の歌ってみた動画を投稿して注目を集め、後に自身の「うっせぇわ」が大ヒット!
最初は「この歌詞本当に大丈夫?」なんて心配したもんです(笑)
でも、若者達の支持を得て、現在の活躍に繋がっているのです。
引用:Wikipedia
ボカロの有名な曲やノリのいい人気の曲はこれ!
米津玄師・YOASOBI・Ado、この方々以外にも、人気の曲があるのです。
私のおすすめはこれ\( º∀º )/♪
ボカロおすすめは初音ミク「メルト」
初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成用のボーカル音源でありキャラクターです。
年齢16歳・身長158cm・体重42kgの女の子。
音声データ提供は、声優の藤田咲さんなのです。
引用:ユーチューブ・株式会社アーツビジョン
ボカロおすすめはGUMI「Kanaria」
GUMIは、株式会社インターネットから販売された音声合成用の「Megpoid(メグッポイド)」のバーチャルボーカリスト。
音声データは、声優兼歌手の中島愛の声をもとに「人間らしいボイス」を目指して制作されたキャラクターなのです。
引用:ユーチューブ・ピクシブ百科事典
ボカロおすすめはkemu「 六兆年と一夜物語」
kemuは、ボカロpとして活躍する、堀江晶太さんという作詞作曲家さん。
1作品目から殿堂入り、100万回再生を達成するなど、新人ボカロPとして異彩を放っている、知る人ぞ知る存在なんです。
引用:ユーチューブ・Wikipedia
ボカロおすすめはかいりきベア「ベノム」
かいりきベアは、ボカロpとして活躍している実は男性なんだとか⁉
作詞作曲アレンジ全てを自身でされているのです。
訴えかけるような歌詞、中毒性のあるリズム感が特徴。
「ベノム」にも毒・恨みなどの意味があり、それに合わせた刺激的な曲調も魅力です。
ボカロおすすめはツミキ「phony-kafu可不」
kafu「可不」は、花譜→可不、聴く→創る、をテーマに音楽的同位体として生まれたバーチャルシンガー。
名古屋のいくつかの企業からなる会社「CeVIO」が、自社の音声合成ソフトを使って制作した音声合成ソフト用のボーカル音源のキャラクター、正式名称は「音楽的同位体・可不・KAFU」。
ボカロpのツミキは、YouTubeやニコニコ動画で活躍する音楽家。
引用:YouTube
ボカロとは何?どこがいいの?ボカロpって何の事⁉人気曲はこれ‼のまとめ
- ボカロとは「ボーカロイド」の事なんです
- ボカロにはいい所が沢山ありました
- ボカロpとはボカロプロデューサーのことで、ボカロ出身の有名人もいるんです
- ボカロの人気曲をご紹介
「ボカロ」息子がはまらなければ知らない世界でした。
でも、生活の中で当たり前のように耳に入り、こんなおばちゃんでも口ずさむ、耳に残り中毒性満載の世界でした。
ボカロを「オタク」「ネクラ」と嫌う人達も居ると思います。
でも、アイドルや俳優さんを好きな人が居るように、ボカロやボカロキャラをアイドルのように好きでも当然だと思います。
アニメと現実の中間のような、とても可愛く綺麗なキャラクターの世界。
独創性あふれる楽曲と映像。
何とも独特な世界観を、是非興味を持って体験して欲しいと思いましたね。
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